当カウンセリングルームでは、相談に来られた方に応じたスタイルを提供することを心がけています。
一般にカウンセリングと言っても、カウンセリングの方法はカウンセラーによって多種多様です。特定の技法にこだわるカウンセラーもいれば、様々な技法を組み合わせているカウンセラーもいます。当カウンセリングルームでは以下のこと中心にクライエントとのかかわりを持つように心がけております。
傾聴の姿勢を重要視し、遊戯療法・認知行動療法・来談者中心療法を行います。また応用行動分析(ABA)の知識も含め専門的な視点でクライエントと関わります。
・遊戯療法:遊戯療法とは、主に子どもを対象として、遊びを通じて行う心理療法です。遊びをコミュニケーションの媒体として診断に役立てるとともに,遊びを通じて情緒的あるいは知的な安定と発達をはかっていきます。
・認知行動療法:クライエントの自助力の回復や向上を目的とする、問題解決型の療法です。クライエントが今現在抱えている問題の全体像を一緒に理解した上で、具体的な目標を立て、目標達成のために様々な技法を用います。
・来談者中心療法:クライエント中心療法とも呼ばれています。無条件の肯定的配慮、共感的理解、自己一致をカウンセラーの基本的な3つの態度としています。相談者の考え方や感じ方をカウンセラーが共感的に理解していくことで、相談者自身の気付きや成長を促し、問題解決を目指していきます。
・応用行動分析(ABA):行動の原因を分析して、行動を改善することを目的とした心理学の手法です。問題行動の原因を「個人」ではなく、「環境と人との相互作用」として捉え、解決の糸口を見つけ出します。発達障害児の療育や、職場での問題行動の改善などに活用されています。