カウンセリングルームの特徴


当カウンセリングルームでは、相談に来られた方に応じたスタイルを提供することを心がけています。

一般にカウンセリングと言っても、カウンセリングの方法はカウンセラーによって多種多様です。特定の技法にこだわるカウンセラーもいれば、様々な技法を組み合わせているカウンセラーもいます。当カウンセリングルームでは以下のこと中心にクライエントとのかかわりを持つように心がけております。

クライエントとの関わりについて


あなたの立場、目線で関わります

あなたが現状どんなに苦しい状態なのか、つらい状態なのかをご相談内容だけでなく、しぐさや声のトーン、メールの文面等からも想像して、情景を浮かべながらカウンセリングをおこないます。そのためにも情報は多い方がより効果的なカウンセリングを行いやすくなりますので、必要に応じて質問もおこないます。

自ら答えを見つける関わりをします

クライエントが自ら考え、答えを見つけるサポートに徹します。その態度が「カウンセリング」や「傾聴」には必要な姿勢と考えています。

必要に応じて選択肢を提示したり、専門的な視点からアドバイスを行うこともあります。決して押し付けるようなことはしません。あくまでも一緒に考えて一緒に解決をしていく並走型のカウンセリングを心がけています。


心理療法について


傾聴の姿勢を重要視し、遊戯療法・認知行動療法・来談者中心療法を行います。また応用行動分析(ABA)の知識も含め専門的な視点でクライエントと関わります。

 

・遊戯療法:遊戯療法とは、主に子どもを対象として、遊びを通じて行う心理療法です。遊びをコミュニケーションの媒体として診断に役立てるとともに,遊びを通じて情緒的あるいは知的な安定と発達をはかっていきます。

 

・認知行動療法:クライエントの自助力の回復や向上を目的とする、問題解決型の療法です。クライエントが今現在抱えている問題の全体像を一緒に理解した上で、具体的な目標を立て、目標達成のために様々な技法を用います。

 

・来談者中心療法:クライエント中心療法とも呼ばれています。無条件の肯定的配慮、共感的理解、自己一致をカウンセラーの基本的な3つの態度としています。相談者の考え方や感じ方をカウンセラーが共感的に理解していくことで、相談者自身の気付きや成長を促し、問題解決を目指していきます。

 

・応用行動分析(ABA):行動の原因を分析して、行動を改善することを目的とした心理学の手法です。問題行動の原因を「個人」ではなく、「環境と人との相互作用」として捉え、解決の糸口を見つけ出します。発達障害児の療育や、職場での問題行動の改善などに活用されています。